インコースへの投球は本当に危険なのか?

よく"アウトコースに投げろ"と指導者は言います。
本当にアウトコースに投げて効果があるのでしょうか?
実際に見てみると、飛距離は真ん中やや内角気味が最も大きくなり、ストライクゾーンギリギリになるにつれて飛距離は抑えられ、内角よりも外角の方が飛距離は抑えられていた。
上記の結果から、アウトコースへの投球は飛距離を抑えるのには効果があると言えます。
なので、飛距離だけであれば、アウトコースの方が安全です。
ですが、打球速度ではインコースよりもアウトコースの方が打球が速くなり、打球角度はアウトコースになるほど大きく角度が低下する
この結果も合わせるとアウトコースだけが安全とは言えないと思います。
森下、矢内 2018 の研究では引っ張り打球はアッパースイング局面、流し打ちはダウンスイング局面でボールを捉えやすいとされています。
打者のスイングフォームからピッチャーはどのコースに投げれば抑えられるのか予想することが出来そうです。
データから言えることなので、全てがこれらに当てはまるとは言えません。
これと真逆のことが起きたりする場合もあります。
この情報だけを信じるのではなく、臨機応変に対応していく必要があります。


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9月17日 インコースへ投げるのは本当に危険なのか? よく"アウトコースに投げろ"と指導者は言います。 ・ 本当にアウトコースに投げて効果があるのでしょうか? ・ 実際に見てみると、飛距離は真ん中やや内角気味が最も大きくなり、ストライクゾーンギリギリになるにつれて飛距離は抑えられ、内角よりも外角の方が飛距離は抑えられていた。 ・ 上記の結果から、アウトコースへの投球は飛距離を抑えるのには効果があると言えます。 ・ なので、飛距離だけであれば、アウトコースの方が安全です。 ・ ですが、打球速度ではインコースよりもアウトコースの方が打球が速くなり、打球角度はアウトコースになるほど大きく角度が低下する ・ この結果も合わせるとアウトコースだけが安全とは言えないと思います。 ・ 森下、矢内 2018 の研究では引っ張り打球はアッパースイング局面、流し打ちはダウンスイング局面でボールを捉えやすいとされています。 ・ 打者のスイングフォームからピッチャーはどのコースに投げれば抑えられるのか予想することが出来そうです。 ・ データから言えることなので、全てがこれらに当てはまるとは言えません。 ・ これと真逆のことが起きる場合もあります。 ・ この情報だけを信じるのではなく、臨機応変に対応していく必要があります。 ・ ・ #野球#baseball#学生トレーナー#スポーツトレーナー#パーソナルトレーナー#トレーニング#エクササイズ#筋トレ#アスレティックリハビリテーション#栄養#ストレッチ#打撃指導#投球指導#動作指導#トレーニング指導#ストレッチ指導#playersweekend #NPB#プロ野球#MLB#メジャー#マックスシャーザー

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